iPod nano (第6世代) A1366 2010年 電源ボタンが効かない の修理 沖縄より

こんにちは、松本駅前にあるスマホ修理のアイスマ松本店です。iPhone,iPad,iPod,スマホなどの修理を、ここ松本で始め、早いもので11年目を迎えています。

当店は、iPhoneなどのスマホが壊れてしまい、困り果て、相談にご来店されると商売度外視で診させて頂くことしばしば、の技術屋のやっている経営の苦手なお店です。

長年修理に携わっていると、希に近県からの修理のご相談を頂くことがありますが、今回は沖縄県よりのご相談になります。

ア　機種は：iPod nano (第6世代) A1366 13年前の2010年モデル。
イ　不具合は：電源ボタンが効かなくなってしまい電源を切ることが出来ない。
ウ　相談の経緯は：県内外を探したけれど古い機種なため修理対応してくれる修理店が見当たらなかった。いろいろ探してたどり着いたお店です。安価で修理出来るようならお願いしたい。

との旨になります。

iPod nano (第 6 世代)とは、2010年に発売になった小さな正方形のモデルです。
ナビゲーション：Multi-Touch ディスプレイ
容量：8 GB、16 GB
モデル番号および発売日：A1366：2010 年 9 月
iPod nano (第 6 世代)は、カラーバリエーションが豊富で6 色でした。

船便での発送なので、iPodが到着するまで数日間、を利用し並行し、電源スイッチのパーツの部品探しもし、入手しておきました。

iPod nano (第6世代)の分解：開けるところは表側の液晶パネルしかないです。熱を加え液晶パネルを破損させないように外します。
ピントがボケていますが大目に見てください。

半田付けされているバッテリーと、基板も外します。
小さくてやり辛いです。

電源部分を分解し、やっとスイッチが劣化していることが確認できました。
この部品は、音量ボタンとヘッドホンジャックと一つのパーツなので一式での交換が必要です。

つまり「電源、音量、ヘッドフォンジャック フレックスケーブル」の交換です。

この後写真が無いです。

ケーブルの交換も終え、本体組み立てをし、最後の工程の液晶パネルの接着ですが、これが思うように固定できません。

接着剤の強度不足のようなので、内部から押され浮いてきてしまう。
接着剤を変え施行しますが浮いてくる。
……….
半日ほど試行錯誤してましたが、後の事も考慮すると、自分のポリシーでは無いですが、瞬間接着剤の手を借りることにし、数か所使わせて固定させて頂きました。

バッテリーも劣化していましたが、まだ使えるとの旨で今回は、バッテリーの交換はせず、電源ボタンの修理に特化し修理させて頂きました。

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