iPadのバッテリー交換は難しい？難易度は？

iPadのバッテリー交換は難しい？難易度は？

こんにちは、松本駅前のiPhone・iPad修理のアイスマ松本駅前店です。当店ではiPhoneの修理だけでなくiPadの修理も多くの方からご利用頂いております。

iPhoneの修理は比較的短時間での修理が可能ですが、iPadの修理は多少お時間を頂いております。バッテリーの交換についても同様で、iPhoneだと15分～40分のところ、iPadでは、一泊二日でお預かりをし修理をさせて頂いております。

両面テープや接着剤が多用されているiPadは、単にバッテリー交換という工程以外に比較的難しい作業工程がiPadにはあります。両面テープにて頑固に接着されているタッチパネルの剥離と再接着で大半の時間が掛かってしまいます。iPhoneと比較すること自体無意味な程に難易度が高い感じです。最後の再接着を適当に行うと、後になってパネルが浮いてしまうことに繋がってしまうので、お客様にご迷惑をお掛けしないように接着方法にも気を使い丁寧な組立てを心がけ、修理時間の短さより修理品質を優先しています。

iPad Air2 バッテリー交換のご依頼 塩尻より

100％に充電してもすぐにバッテリーが減ってしまうとの事で修理のご依頼です。
1日目は、バッテリーの状態を確認させて頂き、翌日、行動のスケジュールにてお預かりさせて頂きました。すぐにバッテリー交換に踏み切らなかったのは、バッテリーの充電がすぐに減ってしまう原因が他にある可能性も含め確認したかったためです。ご依頼されたiPad Air2は2014年のモデルなので経年劣化をしていますが、バッテリー交換をしたけれど相変わらず充電の持ちが良くないでは、折角の修理が無駄になってしまいかねません。

充電すると100％になります。増え方がちょっと早い気がします。100％で充電を止め、使い始めると、減り方が早く充電が90％ほどになった時点で、といきなりシャットダウンします。明らかにバッテリーの電流容量が不足していました。やはり経年劣化が要因だと断定しました。

iPad Air2はAir1と違い、タッチパネルと液晶パネルが一体構造となっています。パネルの剥離には細心の注意を払い剥がしていきます。温度を掛け過ぎたり、ヘラを奥まで入れてしまうと液晶が壊れてしまいます。iPad Air1より難易度が高めですが、剥がしてしまえば液晶も同時に外せるので、後の作業は優しくなします。

お預かりをしたAir2は、バッテリー交換後の充電や検証も含め、夕方お預かりをし翌日の同時刻にお渡しすることが出来ました。お客様には二度足を運んでいただきました、ご足労お掛けしました。